鑑定士の損害賠償保険の案内が来ました。
この保険、今までは
「評価書に落ち度がある場合は、保険金は支払われない」
というスタンスのものでした。
で、これまで私は、「それなら入る必要も逆にない」と判断して、
加入しませんでした。
だって評価書の間違いなど絶対に犯さないと、
自分自身確信していたからです。
でもね。
実は我ながらこれが世間知らずでした。
また落ち着いたら詳細を報告しようと思うのですが、
先日まである案件で私・赤澤自身が、
なんと争いに巻き込まれてしまっていました（汗）
自分に全く非がないつもりでも、
自分からすれば不当な訴えを提起される可能性は、
常にあるんですね。
もちろん訴えを起こされた以上、
降りかかる火の粉は掃わなければなりません。
非があろうとなかろうと、
それは判事さんが決めることだし、
こちらは弁護士さんを立てて、
身の潔白を証明していかなければなりません。
もちろんそれ相応の期間と、膨大な手間、
さらには決して安価ではない訴訟費用がかかってきます。
そう、落ち度があろうがなかろうが、
お金はいやでも必要になって来るんです。
転ばぬ先の杖。
不動産鑑定士などという、物の価値を判断して他人に示唆する職業柄、
常に利害の真っ只中に身を置いていることになります。
いつ争いに巻き込まれるか、
これは分かったものではありません。
そこにこういう資格者向けの保険制度がある・・・
ありがたい保険なので、
今後はぜひとも入っておきたいものです。
おまけに最近は保険の支払いも、
鑑定士側に有利に変わってきている様子。
もし今これを読んでいる鑑定士のあなたが、
まだ保険に未加入なら、速攻加入されることをおススメします。
自分の身は自分で守らないと、
誰も守ってくれませんよね。
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